「日本の政治家は終わっている」多くの人はそう思っています。
恐ろしいのは、私ですら疑問にとどめているのに国民の多く、特に若年層にとっては、それは疑問ではなく結論である。いや結論どころか、常識、空気になっている。大前提となっているのである。とはいえ、果たして本当でしょうか。実は私たちが知らないだけかもしれません。
日本でまともな政治家は誰だったのか?
日本の政治家は一口に無能と罵倒されることも多くありますが国民の高い支持を得ていた方がいるのも事実ではあります。まともと一括りにしてしまうと人によって基準は様々ありますが、独断と偏見ではありますが記載させていただきます。
安倍晋三元総理
日本の憲政史上最も長く首相を務めた安倍晋三氏は、そのタカ派的な外交政策と、「アベノミクス」として有名になった代表的な経済戦略で知られている。高い人気を誇り、また非常に物議を醸した政治家でもあった67歳の安倍氏は、自由民主党を2度にわたり勝利に導いた。批判が多かった秘密保護法や安保法制も普通の国にはある普通の法律だ。小さな政府にするための規制緩和も反対派の意見を聞きながらゆっくりすぎるほどのスピードでやっており決して乱暴な政策はなかった。
石原慎太郎氏
東京都知事として、ディーゼル規制、認証保育所など数々の実績があるが、一番はやはり東京五輪招致だろう。慎太郎さんが最初に言い出した時はみな馬鹿にしていたが、単身で戦い続け、ついに東京は勝った。誘致の最大の功労者は間違いなく石原慎太郎氏といって間違いないでしょう。
小渕恵三元総理
周辺事態法、国旗国歌法、通信傍受法など難しい法律を次々に成立させ、韓国の金大中とは未来志向の日韓関係で合意するなど実績を残しました。また沖縄に強い思いを寄せた最後のリーダーともいわれ、手厚い沖縄振興策やサミット開催の決断も業績に数えられる。
まとめ
今回は日本ではまともな政治家がいないといわれる中でも独断と偏見ですが何名か紹介いたしました。勿論まだまだ我々には知らないところで国民のためになる政策をしている政治家の方々がいると思います。しかし日本は「経済一流、政治三流」と言われており、経済が強くて官僚も優秀なので政治はどうでもいい。政治は娯楽や見世物のようなものという国民の感覚が、実は政治家に本来の仕事をやらせてないのではないか。政治家に実力でなく個性だけを求めているのではないかとも言われています。日本の経済はもはや一流ではない。だとすれば日本の政治もせめて三流から二流くらいには上がらないと世界と戦っていけないだろう。政治には個性だけでなく実力も求めなければならないのかもしれません。