社会的に抹殺された知事を描くドキュメンタリー映画

「知事抹殺の真実」

知事が本当に伝えたかった内容はこれ1本でわかる!

安孫子亘 監督作品

映画の力は大きい。短い時間で真理を突くことができるからだ。2016年に制作され2017年に公開された自主映画「知事抹殺の真実」は日本の闇に迫る作品として各界の著名人らから高い評価を得ています。福島県知事の座を追われた佐藤栄佐久氏を主人公に、なぜ彼は時の政権から目の敵にされたかを描き出すドキュメンタリー映画。

当サイトでは「知事抹殺の真実」の情報や魅力などを紹介していきます。

「知事抹殺の真実」あらすじ

2006年、突如辞任を強いられた福島県知事・佐藤栄佐久の謎の収賄事件を追ったドキュメンタリー映画です。原発等の国策に問題提起し「闘う知事」と言われた佐藤に、裁判で調書の矛盾が発覚、収賄額0円ながら有罪判決が下りマスコミで報道されなかった真実が明かされる。2006年9月、5期18年に渡り、県民とともに福島県を築いてきた佐藤栄佐久知事は、何者かが作り上げた「謎の収賄事件」により突然辞任を強いられてしまう。

就任以来、5期18年一貫して原発に問題提起をし続け、突然収賄容疑で逮捕され「抹殺」された。結果的に「3.11フクシマの悲劇」が起こり佐藤栄佐久の「予言」が的中してしまった。被災者は言う「あと1期でも続けてくれたら、このフクシマの悲劇は無かったかも知れない・・・」

佐藤栄佐久は、なぜ逮捕されたのか

捜査方法、メディア報道の信ぴょう性、収賄額0円の異例判決。可能な限りの記録と様々な重要証言を元に構成され原発に近づくものは消えていく。この恐ろしい今の日本の現状を明らかにした作品です。

この映画の見どころ

佐藤栄佐久氏は「福島のとげ」と言われ、地方分権、道州制、そして原発で国に物申す知事だった。とりわけ原発に関しては、原発立地県の知事として安全を最優先させ、東電や国に厳しい態度を取った。2003年には、トラブル隠しの東電では安全が確認できないとして、東電の原発全17基を稼働停止したこともあった。映画には佐藤自らが出演し、ありもしない嫌疑で、最初から「佐藤つぶし」ありきの国策捜査が行われた様子がテンポよく描かれています。

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